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留学を機に人間が変わったようになった友人

大学二年生の時

●男性 63歳
大学二年生の時、同じ学部で親しくしていた友人が一年間という期限で留学に旅立ちました。
留学の目的は、語学のマスターでした。

一年後に帰国した友人との再会は久々ということもあって盛り上がったのですが、やはり英語圏で揉まれてきただけあって、英語の発音が日本人のそれとは違うものとなっており、それなりの収穫を得たのだなと思いました。

しかし友人の留学で得た収穫は、実は英語力以外にもたくさんあったのでした。

留学前の私と友人は、それぞれ近くのアパートで一人暮らしをしていました。
近いということでよく行き来していたのですが、どちらもだらしない性格のようで、室内は汚い、物があふれかえっている状態だったのです。

それが帰国後、新たに借りた友人の部屋に行ってみますと、とても奇麗に整理されているのです。
帰国して間もないからだと思ってみたものの、その奇麗な状態は一か月経っても二か月経っても維持し続けており、さすがにこの状況について説明を求めてみました。

すると友人は、留学でお世話になったホームステイのお宅で、自然とその習慣が身についたと言っていました。
部屋を奇麗に保つこともお世話になっているのだから当たり前、共同スペースも積極的に掃除したり、時には日本料理を振舞ったりもしていたのだそうです。

料理姿を見た事がない友人が料理を振舞う?まるで信じられませんでしたが、それを証明するために私に作ってくれた料理は美味しく、作る過程も手際よく、作りながら洗い物をする等、私には到底出来ない業を自然とこなしていたのでした。

たった一年でこうも変わるものなのか、そう思いつつ、それ以降、汚いままの自分の部屋に友人を呼ぶのが恥ずかしくなってしまい、自然と友人宅に行く回数のほうが増えてしまいました。

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